クラウドファンディングの経済学 11/24
2016年 11月 24日
昨日の祭日だけ雨
今日は朝から54年ぶりに東京で積雪が観測されたのを必死で報道しています
今日は朝から日差しが降り注ぎ・・・寒さも和らぎました
ウサギ当番にとって東京で雨が降ろうが雪が降ろうがどうでも良いことですが・・・
もし綾部で観測史上始めての10月に雪が降ったとしても報道されるか分からないぐらいだろうけど・・・
人口差は大きいとは思いますが・・・お金だけじゃなく報道までも一極集中は気になります
へそ曲がりなウサギ当番は考えます
本日、クラウドファンディングを目標額を達成させました
ご協力いただいた皆様には心から感謝いたします
(終了日が元締めのシステムの不具合から5日伸びてあと10日になりました・・・ちょっとうれしい(笑))
達成させたと書いたのは・・・半分以上をウサギ当番からクラウドファンディングに支援したのでした
それでウサギ当番の収支はとんとんです
えっどういう事?って感じられる方もいらっしゃるでしょう
ウサギ当番も当事者で有りながら、おつむ弱いから途中まで気がつかなかったのです
まずクラウドファンディングの基礎です
1.プロジェクトが成功した場合だけ支援者のお金が申請者に支払われる
2.成功した場合、集金額の2割は元締めのクラウドファンディング運営会社が取る
3.クラウドファンディング支援者は提供されるリターン品を選べる(ファンド集金に成功した場合のみ)
以上の3つが大きな特徴です
仮に100万円のファンディングをアップしたとします
純粋に支援者が100万円を出資していただくのがベストですが・・・・
全国の支援者は成功できそうに無いファンディングには出資しない人が多い
100万円のプロジェクトをアップした本人は
2割を元締めが取ってゆきます
80万円が手元に残ることになります
しかし成功しないと支援金は0円です
と言うことは100万円のプロジェクトを行おうとしたとき・・・クラウドファンディングを利用しない場合は
100万円がプロジェクト開催には必要になります
だったらプロジェクトの20%(元締めに取られる上納金)以上の支援者が現れた時
リターン品の原価+上納金(20%)・・・を超えた場合は成功だと言うことになるのです
仮に100万円のプロジェクトに30万円の支援者が現れたとします
プロジェクト提案者が70万円を振り込んで100万円に達成したとします
20万円は元締めへの上納金 リターン品原価で5万円が必要として
一般の人からの支援金30万円-上納金20万円-リターン原価5万円=5万円
答えの5万円は実際に行う100万円のプロジェクトに純粋な支援金となるのです
100万円をポケットマネーで行おうとするところを、支援金が5万円あるから95万円でプロジェクトを行うことになるのです
それがクラウドファンディングのからくりでした
クラウドファンディングのページを見られた方はお分かりかと思いますが
ほとんどのプロジェクトが100%を少し超えたところで成功しています
200%を超えるのはほとんど無く
150%前後で終了です
それは100%を達成したプロジェクトで興味があり支援しても確実にリターン品がもらえる
プロジェクトに支援する人が現れ100%を超えてゆくのです
300%や500%と大きく超えるのはまれなのです・・・・不思議だと思っていました
それが上記の経済学に由来します
言いかえれば・・・・
元締めが儲かる仕組みになっているのです・・・・元締めの会社はほとんどが東京です
やれやれこれもお金は東京に集中するようになっているのです
本物の地方創生はほど遠いです
しかし
牧場のクラウドファンディングで現在13名の方から支援をいただいています
感謝しても感謝しきれないほど涙が出るほど感謝しています
このご恩はウサギ当番絶対に忘れません・・・本当にありがとうございます
by ayabe-bokujyou
| 2016-11-24 15:45
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